ゲームを楽しむコツ「スターフォックス」ニンテンドーオンラインで遊べる名作ゲーム。まずはここを楽しんで欲しい。

任天堂Switch

いまどき初代スターフォックス?

カックカクポリゴンの昔のゲームなんてやる気おきないよ。

スターフォックスは1993年にスーパーファミコンで発売されたフライトシューティングゲームです。

ロムカセットに特殊チップを搭載し、3D描画能力を無理やり上げることによって制作された「実験的なタイトル・簡素なポリゴンの地味なゲーム」といったイメージがあるかもしれまん。

しかし、それらの印象はスターフォックの本当の楽しさを理解した時に、間違いだったことに気づくでしょう。今回はスターフォックス未体験の方や、シューティングが苦手な方でもこの名作を楽しむためのコツを3つにしぼって解説していきます。

スターフォックスは、ニンテンドースイッチオンラインに加入していれば追加料金なしで遊べます。

「ツインブラスター」を死んでもとれ!

「は?ツインブラスターって・・なに?」

スターフォックスを遊んだことのある人でさえ、この存在を知らない人がいます。ツインブラスターとは、操縦する戦闘機「アーウィン」の攻撃力を上げるアイテムです。パワーアップは2段階でき、通常武器で跳ね返される敵にもダメージを与えることができるようになります。

このアイテムは確実にとってください。絶対にとってください。死んでもとってください。死んだらゲームオーバーになるので死なずにとってください。スターフォックスが難しいと感じている人は、ほぼ間違いなくこのアイテムの存在を知らずにプレイしていると断言できます。

最初あれだけ難しくてなかなか先に進めなかっのに、ツインブラスターを取るだけで突然スイスイとクリアしていくことができるようになります。シューティングゲームの基本的楽しさの一つである、「俺、パワーアップしてるぜ!強くなってるぜ!」感が味わえ、がぜん楽しくなってきます。

ツインブラスターが出現するポイントは、各エリアによって決まっています。場所を覚えて必ずとれるようになることが、このゲームを楽しむ絶対条件となります。

ステージ1スタート直後カエルを追いかけて4つゲートをくぐると出現

ステージ2中盤3つ隕石の中央を抜けると出現

スターフォックス初心者は、まずはこれだけをねらって遊んでも楽しめると思います。

テクニカルで極め甲斐のある操作

「スターフォックの操作は難しいです。でもそこがいい。」

このゲームは、カベや障害物に激突すると、受けるダメージがかなり高く設定されています。そのため隕石や建造物をかわす操作テクニックが非常に重要となります。

上下左右移動+スピードのアップダウン。フライトシューティングとしてはこれで必要十分なのですが、ここに「クイックターン」「ローリング」が加わり、機体の動作はなかなかに複雑なものとなっています。

LボタンRボタンで行うクイックターンは機体を垂直にして左右の移動を素早く行うテクニックです。しかし、それ以上に機体を垂直にして、より安全に障害物のすきまをすり抜ける時に多用します。

LボタンまたはRボタンを2回連続で押すとローリングをおこないます。クルクルっと機体が横に回転して敵のレーザーを跳ね返し防御することができます。

これらのテクニックを覚えて使いこなし、敵や障害物のスキマを、スルリスルリとすり抜けられるようになった時、「ヒャッハー!」と声を上げたくなるほどの爽快感を味わえるようになります。

洗練されたデザイン、ストーリーにしびれる

初代スターフォックスのパッケージデザインを見た時に「あ、これはいいゲームだ」とすぐに直感したのを覚えています。

STARFOXのタイトルロゴの下に、スターウォーズばりに戦闘汚れもリアルな戦闘機。さらに立ち並ぶ4人の姿。きぐるみのような人形のような、やや不気味感さえただようそのビジュアルは、奇妙で、それでいてリアルな世界観をすでに見るものに与えていました。

「これって、昔実写で放映されたSFドラマか何かのゲーム化なのかな?」といった感想がわくほど完成度の高いパッケージデザインだったのです。

パッケージや説明書にデザインされたキャラクター・世界観を表すイラストが、ゲーム本編に則していないことはよくあります。それどころか、デザイン・ストーリー・設定ができあがっているはずのアニメやコミックがゲーム化されたケースでは、ゲーム本編がなんの脈絡もなくなってしまうことは多々あります。

しかしスターフォックスは、デザイン・ゲーム性・ストーリーが1つの作品として驚くほど違和感なくリンクされ洗練され完成されていました。3Dゲーム全盛の今でも名作と言われ続ける理由がここにあります。

当時(ユーチューブ等の動画メディアのない時代)、スターフォックスを購入すると決心し、雑誌をながめながら、未だ見ぬスターフォックスの妄想をしていました。

「スターフォックス・・キツネが主人公の宇宙が舞台のゲームかぁ・・。4機の戦闘機、かっこいいな~・・4人の動物型キャラが仲間なのかな・・。仲間を助けたり、助けられたり・・スターウォーズみたいにできたら最高に楽しそうだな~・・」

「でも・・スーパーファミコンで3D・・それは無理ってもんだよな~・・」

こんな期待半分あきらめ半分の気持で、初めてこのゲームをプレイした時の衝撃は、筆舌につくしがたいものでした。想像どおり、いやそれ以上、おおげさではなく夢がかなったと思いました。

電源オン~オープニングデモ。頭上からせまる・・巨大な、得体のしれない壁・・敵・・?。せまりくる敵機・・?そして重厚なスペースオペラ調タイトル音楽。「か・・かっこ良すぎる・・」

スターフォックスはチームで作戦にあたります。自キャラであるフォックスの他に3人の仲間とともに戦闘をおこないます。戦闘中に「敵を振り切れない!フォックス頼む!」と通信で助けを求めてきたりします。

「まったく、しょうがね~な~。助けてやるか。俺がいないとなんにもできね~な~、こいつらは。」などと、ひとりエースパイロット気取りも味わうことができます。

「3D空間を自在に飛び回り、仲間と協力し合いながら、SF映画の主人公になりきって、壮大な宇宙空間で激戦を繰り広げる。時には隕石群をくぐり抜け、時には敵戦艦の内部に侵入し、数々の敵と死闘を展開していく。」まさに購入前のイメージ通りの作品として完成されていました。

それにしても、スーパーファミコンという当時すでに時代遅れとなったハードで、特殊チップを使ってまで無理やりポリゴン処理をおこない、テスト的デモンストレーション的かつ実験的なタイトルのはずなのにこの完成度。言い過ぎかもしれませんが、任天堂というメーカーに、感謝と尊敬の気持ち以上に、戦慄すら感じたのを幼心に覚えています。

その時代にしか味わえない感動といえるかもしれませんが、いまだ色褪せないゲームの本質としての面白さは十二分にある作品です。ぜひ、この面白さをみなさんも体験してほしいと思います。

今回は名作スターフォックスを楽しむためのコツ3つの解説をさせていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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